運んだ薪は、御嶽山の麓で間伐した薪です。
独りではなかなかできなくても、みんなと一緒だからできることってありますね。
五の池小屋のブログでも、この二日間の様子が記載されていました。
お天気にも恵まれて最高の二日間となりました。
薪を運んだお礼にと、五の池小屋からは薪ストーブで焼いたピザなどを振舞ってくださいました。
五の池小屋の管理人である市川さんからは、
今まで小屋では灯油ストーブを使用しており、
ヘリコプターでの輸送費を考慮すると一晩約1800円分の燃料費かかっていた。
6月18日には、薪ストーブを約30個のパーツに分解し担いで運び、
そのストーブで一晩に燃やす薪の量は、広葉樹で約20本。
下呂市の森にも、たくさんの間伐が必要な森があり、
山小屋としても、薪を運んでもらうことはとてもありがたいことで、
運んでいただいたお礼にコーヒーなどをサービスしても十分持続することは可能で、
このようなサイクルを確立していきたいとお話くださいました。
多くの薪ストーブは、鋳物であり、針葉樹の火力に耐えられないのですが
五の池小屋のストーブは、針葉樹を燃やしても大丈夫なよう鉄板素材で作られているとのこと。
先日、森のなりわい研究所の伊藤先生にお話を伺った際も、
その地域に生息している針葉樹と広葉樹の割合で薪を使用することが
本当の森の資源の循環となるとお伺いしました。
自然に負荷をかけずに、大切な登山客をあたたかくお迎えしている五の池小屋。
麓からヘリコプターで薪を運ぶことが今後も主になりますが、
登山客が利用する薪を、1本でも2本でも運ぶことで、
山や森について考えるきっかけとなればいいなぁと。
こちらのブログに2日間の詳細を書きましたので、良かったらご覧くださいませ。
→御嶽山に薪を運んできました♪その1
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